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中国科学院、五輪エリアの大気環境観測システムを構築
発信時間: 2008-03-25 | チャイナネット

中国科学院2008年度業務会議が24日、北京で行われ、白春礼・常務副院長は、業務報告の際、同院は、2007年度の重要科学技術成果の一つとして、五輪エリアの大気環境総合観測システムを構築したことを明らかにした。「中国新聞網」が伝えた。

2008年北京五輪において、良質の大気環境および大気質を保障するため、五輪のテスト大会「好運北京(グッドラック北京)」の際に実施した交通規制を契機とし、同院は「北京地区大気環境観測の行動計画」を実施した。同計画は、五輪メイン競技場や北京周辺地区の大気汚染を観測することが主な内容となっており、同院の長年における大気環境観測に研究開発されたハイテク設備や長年に及ぶ大気環境の研究成果を基礎に、地上での遠隔測定と衛星による測定、ハイテク技術と従来技術を結びつけた方法で、独自の特色のある大気質観測システムが構築されている。

「人民網日本語版」2008年3月25日

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