「気候変動への注目、挑戦、チャンスと行動」フォーラムが8日北京で開催された。中国の国家発展改革委員会、中国気象局、国家林業局など8機関の共催である。フォーラムは、歴史の責任に直面し、法的義務を履行し、排出削減に取り組むよう先進国に呼びかけている。

フォーラムでは「温暖化による気候変動は人類社会や自然生態系に多くのマイナス影響を与えた。先進国は過去200年の工業化プロセスによって、二酸化炭素などの温室ガスを過剰に排出し、気候変動問題を招いた。そのため、先進国は温室ガスの排出削減に取り組む一方、発展途上国に資金や技術の援助を提供し、途上国の気候変動への対応力を高めていくべきだ」と指摘している。

さらに、「責任のある発展途上国として、中国は気候変動問題を高く受け止め、関連する政策を確実に実施して温室ガスの排出削減に努め、経済社会の持続的な発展を促していく」と明らかにした。

「中国国際放送局　日本語部」より　2009年9月8日