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武漢が中国初水界生態系の保護・回復のテスト地に
発信時間: 2009-11-25 | チャイナネット

武漢市の水界生態系の保護と回復のテスト業務が、中国水利部と湖北省政府の検査に合格した。武漢は検査に合格したテスト都市としては中国で初めてで、専門家は武漢の試験業務から見て、水界生態系の保護と回復の作業は、日一日と成果が上がっていると指摘する。

中国の生態系、特に水界生態系への負担は、自然条件の制約や人口の増加、経済社会の急速な発展につれてますます大きくなっており、一部の地域では川の枯渇や水質汚染、湿地縮小などが現れ、経済社会の持続可能な発展に深刻な影響を与えている。

そのため水利部は2004年から水界生態系の保護や回復業務を展開し、水資源の科学的な計画や合理的な配分、高効率な利用、全面的な節約、効果的な保護を実施。そして一部地域の水界生態系の不均衡を抑え、健全な水界生態系を維持して、環境にやさしい経済社会の急速な発展を保障している。

水利部は2005年から2008年にかけて、全国水界生態系保護と回復のテスト地に、江蘇省無錫、湖北省武漢、広西チワン族自治区桂林、山東省莱州など10都市を選んだ。これらの都市の選択には、テスト業務の基本要求を満たすことや、河川や都市の河川網、湖、地下水、湿地など様々な生態系のタイプが考慮され、これらの都市では今、テスト業務が積極的に推進されている。

武漢市は水で栄えた都市で、全市の水域面積は2117.6平方キロ。市内を流れる165本の川の総延長は2166.4キロに上る。その中でも長江と長江最大の支流である漢江は全市を貫き、166の湖は779.6平方キロの広さだ。

しかし経済や社会の発展につれて、都市の中心部では深刻な水汚染や湖の縮小、水系のつながりが悪いなどの問題が発生し、水界生態系の保護強化が早急に求められている。

「チャイナネット」2009年11月25日

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