国家エネルギー局が25日に明らかにしたところによると、7月15日現在、立ち遅れた小型火力発電ユニット468基、計1071万キロワット分が閉鎖され、国務院の要求(9月末までに1000万キロワット分を閉鎖)を予定前倒しで完了した。「新華網」が25日に伝えた。
今年は、「第11次五カ年計画(2006-2010)」の省エネ・排出削減目標達成に向けた決戦の年だ。
温家宝総理は今年5月5日、国務院が行った省エネ・排出削減業務に関するテレビ電話会議において、「第11次五カ年計画」の省エネ・排出削減目標実現を確保し、立ち遅れた生産能力の淘汰に尽力し、今年小型火力発電ユニット1000万キロワットを停止させるよう要求した。
これを受け、国家エネルギー局は各地方政府・関連企業とともに、16日間をかけて状況を調査し、計画を立て、発電所140カ所以上のユニット400基で閉鎖計画を実行、閉鎖時期を明確にした。国家エネルギー局は5月21日、全国電力業界の立ち遅れた生産能力淘汰に関する業務会議において、26省(自治区・直轄市)の人民政府と2010年に小型電力発電ユニットを閉鎖する責任書に調印した。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年7月26日