挨拶する元日本環境大臣の小池百合子女史
挨拶する上海市政治協商会議副秘書長・弁公庁主任の管維鏞氏
中日企業家はクールの服で登場し、環境保護・低炭素理念をPR
クールの服ショー
元日本環境大臣小池百合子女史が発案した「クールビズ」イベントが8日午後、上海万博日本産業館JALステージで開催され、今週の近鉄ウイークのハイライトになった。元日本環境大臣の小池百合子女史、上海市政治協商会議副秘書長・弁公庁主任の管維鏞氏が、出席して挨拶した。日本環境大臣の小沢鋭仁氏が祝電を寄せ、イベントの大成功を祝った。
「クールビズ」は、小池女史が2004年に提出した新しい環境保護の理念であり、同年、日本環境省内で実施された。「クールビズ」は「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(cool)と、仕事や職業の意味を表す「ビジネス(Business)」の短縮形ビズ(BIZ)を合わせた造語だ。衣服の軽装化や夏のエアコンの温度設定を28℃にすることによって、省エネ・低炭素の目的を達成する。一連のPRを通じて、同イベントは日本から出て、アジア、欧米に広がっている。
小池女史は、上海万博の場を借りて、クールビズをPRできるのはうれしい。今回のイベントを通じて、小石を湖に投げると、波が広がるように、人々の意識を高めて、低炭素生活を追求し、地球を共同で守るよう期待すると語った。
管氏は、上海も環境保護活動を推進している。例えば、夏には、公務員の外事活動で、上海が組織する活動であれば、接待者はほとんどスーツを着ず、クールのファッションで接待する。また、上海市政府も、3階以下の人はエレベーターに乗らないで、階段を上るよう薦めていると述べた。
「クールビズ」の理念を実行するために、中日の企業家はクールの服で登場して、環境保護・低炭素理念をPRした。その後、オフィスで着る服、髪型のショーも行われた。
上海万博オフィシャルサイト日本語版 2010年9月9日