中国商務省の高虎城次官は16日、「中国は戦略的な新興産業を大いに発展させ、低炭素とグリーン産業を突破口に対外貿易発展方式の転換を促進していく」と述べた。
高虎城次官は第3回中国(太原)国際エネルギー産業博覧会ハイレベルフォーラムで、「中国は国際貿易の分業で低いところに位置しており、中国自身の知的所有権やブランド、マーケティング・ノーハウ、そして高技術、高付加価値、高利益の製品の比率はいずれも低く、貿易強国に比べて大きな差がある」と述べた。
また高虎城次官は「対外貿易方式を転換するには、低炭素や省エネ、環境保護などのグリーン技術と手段を通じて、輸出産業の高付加価値への発展を支援し、グリーン製品貿易のシェアを拡大しなければならない」と述べた。
さらに「中国は開放の理念を堅持し、低炭素とグリーン技術の面でも国際協力を推進していく」と語った。
「中国国際放送局 日本語版(チャイナネット)」2010年9月16日