中国、インド、ブラジル、南アフリカのG 4ブロックは11日共同コミュニケを発表し、先進国が気候変動問題での約束を確実に履行し、2012年後に始まる「京都議定書」の第2の約束期間内に温室効果ガスの大幅な排出削減を要求した。
この共同コミュニケはG4ブロックの代表が中国の天津で開かれた4ヶ国第5回気候変動閣僚会議に出席した後に発表された。このコミュニケは、「今年の末、メキシコで開かれるカンクン会議が非常に重要なもので、来年南アフリカで法的な拘束力を持つ成果を上げるために障碍を取り除いていく。会議の成果はバリロードマップの授権範囲を超えてはならない。先進国は2012年前までに『ファストトラック資金』を設置することは多国間交渉プロセスに対する確信の強化やカンクン会議の成功にとって鍵となるものである」と述べている。
「中国国際放送局 日本語部」2010年10月12日