イギリスBBCが19日に伝えたところによると、オーストラリアの気候変動研究所が現地時間19日に発表したレポートでは、発電による温室効果ガス削減に用いた投資は、中国が単位あたりイギリスに続く世界第2位で、米国をはるかに上回っていることが明らかになった。
報道によると、発電分野において二酸化酸素の削減に投入された資金は、イギリスが1トン当たり29.3ドル(約2,378円)で世界1位、中国は 1トンあたり14.2ドル(約1,152円)で2位となり、中国は米国の1トンあたり5.1ドル(約414円)をはるかに超えていた。また下位の3つの国は、日本2.1ドル(約170円)、オーストラリア1.7ドル(約138円)、韓国0.7ドル(約57円)だった。
その他にも2009年の中国のクリーンエネルギーにおける投資額は350億ドル(約2兆8400億円)で、米国の180億ドル(1兆4605億円)をはるかに上回っていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年10月21日