秦嶺山脈の南麓に位置する陝西省漢中市略陽県五竜洞国家級森林公園はかつて、エリア内の8.7ムーの原始林が木材の伐採用地とされていた。同県では1997年、資源保護のために、もともと森林だった場所に省級森林公園を建設、公園及び周辺地域で全面的に「封山育林(伐採を禁じる)」を実施した。さらに、2001年には追加投資により国家級森林公園へとグレードアップした。10年余りにわたる「封山育林」により、五竜洞森林公園の森林カバー率は94.3%となり、鍾乳洞と原始林をメインとした魅力的な自然の風景が形成された。写真は五竜洞森林公園で撮影をするカメラ愛好家。
「人民網日本語版」2010年11月2日