チベット自治区科学技術庁が明らかにしたところでは、チベットは国家クラスの太陽エネルギー研究のモデル基地を目指している最中で、これにより、チベットは中国初、かつ最大規模の太陽エネルギー利用に関する専門プロジェクトを計画する省・自治区になるということである。
チベット高原は中国で最も太陽エネルギーに恵まれているエリアで、太陽エネルギーの利用と開発に独特の優位性を持っていまる。最近、チベットは国の関連省庁のサポートにより、一連の高い社会的効果と経済効果のある太陽エネルギー資源利用モデルプロジェクトを立ち上げた。現在、チベットでは、太陽エネルギーは照明、通信、放送、炊事、暖房など数多くの分野に応用されている。
自治区科学技術庁の責任者によると、国家クラスの太陽エネルギー研究モデル基地の完成はチベットの電力整備計画をサポートするほか、エネルギーの戦略的配備の先導的なモデル研究として、将来、西部地区及び全国のエネルギー計画にも役立つことが期待されるということである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月18日