第1回低炭素エネルギー創業コンテストの開幕式が28日、北京で行われた。9日付「科技日報」が伝えた。
コンテストを主催する「科学新聞雑誌」の賈鶴鵬編集長は「8カ月の準備期間を経て、科学技術部、国家エネルギー局、中国科学院などの協力のもと、ようやく開催にこぎつけた。審査員に低炭素型経済、科学技術分野の専門家をはじめ、投資・融資界のコンサルタント、企業家らを招き、応募のあったビジネスプランを審査する。このコンテストが低炭素化に向けたさまざまなソリューションプランを発表する舞台、プラットフォームとなり、低炭素・再生可能エネルギー分野の技術やソリューションプランを発掘し、専門家によって厳選された優れたソリューションプランを投資家とつなげていきたい」と語った。
ビジネスプランの応募期間は2010年11月から2011年4月まで。大学や研究所のほか、低炭素エネルギー技術やプロジェクト開発を手掛ける産業パーク、開発区、創業意欲のある企業・事業単位、研究機関または個人に関係なく応募可能。大会組織委員会は受賞プロジェクトの支援金として創業基金1000万元を用意。また、大会パートナーであるベンチャー投資企業20社がいつでも組織委員会を通じて興味のあるビジネスプランと投資交渉を進められる仕組みになっている。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年12月1日