中国三大砂塵の発祥地・民勤県の治水事業(写真)

中国三大砂塵の発祥地・民勤県の治水事業(写真)。

タグ: 砂塵 青土湖 甘粛省 治水事業

発信時間: 2010-12-29 15:51:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

最严厉的节水治沙:拯救甘肃民勤[组图]

写真:地元の人たちが砂と戦う様子

かつて青土湖は甘粛省民勤県では最大の湖で、前漢時代は4000平方キロの広さだったが、絶え間ない生態系の悪化で徐々に縮小し、1957年前後には完全に枯れ果て、トングリ(騰格里)砂漠とパタシリ(巴丹吉林)砂漠が一緒になった。

2007年12月に石羊河川流域における重点治水項目の計画の回答があった。計画の投資総額は47億49万元(約590億円)で、その中で民勤地域に投入される金額は11億84万元(約147億円)。計画により、今年までに蔡旗横断面の水量を2003年の9800万立方メートルから2億5000万立方メートル以上に増やし、民勤盆地の地下水採取量を2003年の5億1700万立方メートルから8900万立方メートルに減らすことが決められた。

今年の秋には白鳥の姿が見られた青土湖周辺。3平方キロの水面は決して大きくないが、51年も枯れ果てていた青土湖がよみがえり、約3年の治水によって、中国三大砂塵の発祥地である民勤県の生態系の悪化が効果的に抑えられた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月29日

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