天津市の浅層地熱エネルギーをめぐる調査評価と開発利用に向けた試行調査の成果がこのほど専門家グループの審査に合格した。
天津市はこの調査評価を基礎に浅層地熱エネルギーの開発利用計画を制定。開発に適する地区を確定し、開発方式(地下水・地下パイプなど)ごとに適する地域を指定、適切な開発利用規模を提起し、天津文化広場・中新天津生態城動漫(アニメ・漫画)園など10項目の開発利用モデルプロジェクトを確定した。人民日報が13日に伝えた。
天津市では昨年、地熱資源開発量が2708万立方メートルに達し、地熱暖房の面積は1300万平方メートルに達した。これは市全体の集中暖房面積の10%を占め、天津は地熱暖房の面積が中国最大の都市となった。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年4月13日