日本の経済産業省原子力安全・保安院は4月12日、福島原発の事故を最悪の「レベル7」に引き上げた。1986年に起きたチェルノブイリ原発事故と同じレベルに相当する。米誌ニューヨーク・タイムズは12日に掲載した評論で、「日本が事故をレベル7に引き上げたことは、今回の原子力危機が人の健康および環境に重大で長期的な影響を与える可能性が高いと認めたことを示している」とした。
報道によると、原子力工業の関係者は数週間前、日本の破損した原子力発電所は大量の放射性物質を排出したと指摘したが、日本政府はこの可能性を弱める姿勢をとり続けている。