中国民政部が6日明らかにしたところによると、2011年7月、全国で各種自然災害の被災者がのべ6977万5000人に達し、そのうち、204人が死亡し、25人が行方不明だった。
中国国家災害削減委員会事務弁公室の関係責任者は7月の自然災害の特徴として、一、洪水被害が比較的集中し、都市の冠水現象が多発したこと。二、雹害による被災場所が多く、面積が広く、雷による死傷者が多いこと。三、北西部の干ばつ状況が一部緩和されたが、南西部の干ばつが深刻で広がりが速いこと。四、台風や地震が比較的少なくないため、その影響が大きくなかったことの四つを挙げた。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年8月7日