環境保護重点都市26%で大気レベル基準を満足せず
昨日、「2011年中華環境保護民間団体 持続可能な発展年次総会」が広州市で開催された。席上、中国国家環境保護部の万本太氏は、目下、26%の環境保護重点都市及び17%の地级市で大気レベルが国家二級基準を満足しておらず、Ⅴ類水質率は20%が基準以下と公表。他にも、全国で汚染された耕作地はおよぞ1.5億ムー(*1ムーは1/15ヘクタール)、農業用水の汚染で汚染された耕作地は3250万ムー、廃棄物が堆積している耕地が200万ムーと合計およそ10%の耕作地で重金属の基準値超過が確認された。
最新の統計では、中国の全耕作面積は18.26億ムーで、1.5億ムーが汚染されているというデータは、今年上半期、中国環境保護部が行った全国土壌汚染調査によるものだ。今年10月、中国工程院の羅錫文院士は広東市で行った講演で、全国の農地の3分の1にあたる3億ムーの耕地が重金属汚染の脅威にさらされていることを公表した。
今年8月全国11件の重金属汚染事件が発生