先日、中国気象局聯合科技部、中国科学院は「第二次气候变化国家評価報告書」を公表した。この報告によれば、1951年から2009年までで中国の陸地表面温度は平均1.38℃上昇しており、温暖化速度は10年ごとで0.23℃、チベット高原氷河の後退は年7.8メートルの速度で進んでいることがわかった。
また、1990年代からチベット高原の冬・春季の積雪日数は減り続けている。ニェンチェンタンラ山脈の氷河も最近大きな変化がみられ、ヒマラヤ山脈西側のナムナニ氷河は著しく後退している。氷河の末端は1976年から2006年まで年平均5メートルの割合で、2004年から2006年までに年7.8メートルで後退しており、近年、ますますの加速傾向にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月17日