米国大使館のデータとの不整合の理由は
市民からの「米国大使館のデータと北京市環境保護局が発表した数値が一致しないのはなぜか」という質問に対し、于建華所長はまず、観測データの背景に実験室によるサポートの有無を確認すべきとして「実験室は大気レベル数値を発表するための保障であり、機器の作動が専門家によってメンテナンスされていないと大きな誤差が発生する。」と語り、
つぎに、国際慣習によれば、観測ポイントは汚染源から50メートル離れていなければならないが、米国大使館の観測ポイントは路肩にあり、汚染源から近くルールに則っていない。また、米国現地では、1時間後との数値ではなく、24時間の平均数値を大気レベルの基準にしていることを明らかにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月1日