環境保護基準が目標値に達しなければ「一票否决」の対象に
環境を優先せよ。昨日、北京市政府は《国務院の環境保護強化重点業務の徹底定着の資料に関する意見》(以下、《意见》とする)で、明確にある基本原則を打ち出した。これまですべての環境レベルの指標である汚染物質総量規制、PM2.5環境レベル改善状況などは、どれもそれぞれの各級政府指導者の考査指標となっておらず、出世を左右するものになっていた。
これまで、わが国の一票否決制度は主に社会の治安の総合的な統治や計画出産などに適用されてきたが、上述の《意见》では、 “環境保護行政の問責制度と一票否決制度を厳格に実行する”と明記された。これは、管理職幹部の環境職責の目標値が基準に満たなくても、「一票否決」の対象になることを意味する。