中国はここ数年、農村環境の整備に力を入れている。環境保護部のデータによれば、国家財政の農村環境保護に専用に費やされてる経費は年々増加しており、2008年の5億元から2011年の95億元に激増している。しかし、環境保護部が昨年公表した2010年第一回全国汚染源国勢調査によれば、農村の汚染排気中にはCOD(化学的酸素要求量)43%、窒素57%、リン67%が含まれ、農村環境の整備は急務となっている。
「次の段階としては、観測ポイントの整備に伴い、われわれは専門技術要員を育成し、技術的な観測と環境保護知識の周知をおこない、ハード、ソフトの両面から向上していく必要がある。」と温研究員は示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月9日