英紙「デイリー・メール」によると、オーストラリアの研究者が「オーストラリア、中国、北アメリカ、南アフリカ大陸棚の海底に50万立方キロメートルの淡水資源が見つかった」と発表した。
国連水関連機関調整委員会(UN Water)は「過去1世紀、水の使用量の増加幅は人口増加幅の2倍に上り、世界の水危機はもはや無視できない問題となっている」と指摘する。水資源発見の研究報告書を発表した豪フリンダース大学のVincent Postは「今回発見された淡水資源は、20世紀に全世界の地下からくみ上げられた淡水の100倍の量に相当する」と説明し、「これにより、将来の水資源の危機は緩和され、干ばつと大陸の水資源不足の問題は軽減するだろう」との見方を示した。