灌漑農業や肉類の生産を受け、20世紀の世界の水消費量は人口の2倍の速さで増加し、世界人口の4割以上で水資源が不足する状況が発生し、国連水関連機関調整委員会は「2030年、世界人口の47%が深刻な水不足に見舞われる」と指摘している。
Post氏は「海底の天然ガスと石油の採掘調査を行っている最中に、海底に巨大な淡水層があることを発見した。しかし、将来的にこの海底の淡水資源を開発するには相当のコストがかかり、また汚染を防ぐための先進技術も必要となる」と指摘した。
この研究報告書は科学誌『ネイチャー』に掲載されたものである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月12日