昨日開かれた中国国務院新聞弁公室の記者会見において、中国環境保護部の翟青副部長は、「水汚染防止行動計画」と「土壌環境保全と汚染防除行動計画」を年内に作成し、生態環境の改善に取り組んでいく考えを明らかにした。また、同部は全国31の省(区、市)と目標責任書を結び、当面の措置を22項目に細分化、整理した。
窒素酸化物5%削減
翟副部長によると、環境部は2014年度の汚染物質削減目標として、二酸化硫黄、化学的酸素要求量およびアンモニア態窒素をそれぞれ2%削減、窒素酸化物を5%削減するとした。全国各地で1473項目の政策を年内に達成し、2014年度の汚染水処理能力を1000万トン増、発電所の排煙脱硝能力を1.3億キロワット増、鋼鉄焼結機の排煙脱硝能力を1.5万平方メートル増、黄色標識(ステッカー)の自動車300万台を淘汰する。