北京の税関当局の責任者の高融昆氏は、「一体化改革は監督管理の集約により、管轄区域間の境界線を打破し、税関の通関フローを改善した。監督管理が行き届いた、通関の利便性が高い、フローが合理的な、作業が効率的な一体化モデルが形成された」と話した。
高氏は、「一体化改革は、生産要素の地域を跨ぐ自由な流動に、より便利な条件を創造した。地域間の産業の合理的な配置、川上・川下連動を促すメカニズムを形成し、税関の良好な監督管理サービスの条件を提供した」と指摘した。
北京・天津・河北には保税区・総合保税区・保税港区・輸出加工区・保税物流パークなど、税関特殊監督管理エリアがあるが、これもまた一体化通関モデルに基づく関連改革を進めている。北京・天津・河北の産業融合の促進において、上述した特殊エリアが持つ中継ぎ・倉庫保管・保税・サービスなどの機能は、産業配置の需要と企業の物流面の需要に基づき力を発揮することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月1日