北京はすでに再生水利用ネットワークを初歩的に構築している。北京排水集団が発表した情報によると、同社は2013年末までに清河、北小河など5軒の高品質再生水処理場を建設しており、再生水の供給能力は1日104万㎥に達する。2日間の供給量は、昆明湖の水量に相当する。高碑店、小紅門の汚水処理場の改築も、来年末まで完了する。
北京市の火力発電所は再生水を冷却水としており、石景山火力発電所、高井火力発電所、高安屯ゴミ焼却場、高碑店湖などで利用されている。草橋火力発電所を例とすると、同発電所に再生水を供給する盧溝橋再生水処理場の改築後の高品質再生水は、主にバイオタワー、生産プールの水補給や、生産・生活・緑化に使用されており、一日の用水量は3万㎥に達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月9日