第12期全国人民代表大会第4回会議が3月5日、人民大会堂で開幕し、李克強国務院総理の政府活動報告を聴取し、計画と予算の報告を審議した。李克強総理は報告の中で、国務院が『国民経済と社会発展の第13次5カ年計画綱要(草案)』を制定し、会議に提出したと述べた。
『綱要』は次の事項を明記。生産方式とライフスタイルのグリーン化を促進し、生態環境の改善を加速する。今後5年で、GDP1単位当たりの水使用量、エネルギー消費量、二酸化炭素排出量をそれぞれ23%、15%、18%削減し、森林率を23.04%に引き上げ、エネルギー・資源の開発利用の効率を大幅に高め、生態環境の質を全般的に改善する。とくにスモッグ対策を目に見える形で進展させ、地区級都市及び地区級以上の都市の空気のきれいな日の割合を80%以上にする。われわれは青い空、豊かな緑、きれいな水に恵まれた「美しい中国」作りに根気よく取り組んでいかなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月5日