ごみ分別、生態環境や社会発展に効果現れる

ごみ分別、生態環境や社会発展に効果現れる。

タグ:ごみ分別

発信時間:2021-05-05 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  近年、ごみ分別は新たなトレンドとなり、多くの人に認められている。2020年12月の時点で、全国46重点都市の生活ごみ分別コミュニティのカバー率は86.6%に達し、ごみ分別の生態環境と社会発展における効果が現れている。


科学技術がごみ分別の実施を促進


 「ごみ分分別もハイテク化している」。合肥市の蜀山区丁香家園コミュニティの住民である方春琴さんは、コミュニティのスマートごみ分別装置の前でカードをスキャンした。すると、ごみ箱がすぐに開き、方春琴さんは分別したごみを投入し、ごみ分類ポイントが彼女のアカウントに入った。


   方春琴さんは、「私たちのコミュニティに住む全世帯に実名認証コードがある。実名認証すると、捨てたごみをオンラインで追跡することができ、長期にわたって正確に捨てるとポイントを取得し、プレゼントと交換できる」と話した。


 各地は「インターネット+」のごみ分別への導入を試みている。北京市海淀区中関村街道はスマートごみ仕分けステーションを導入し、赤外線センサーや機械アームなどを使って生ごみを袋のまま捨てられるようにし、袋を破る必要をなくした。上海はごみ分別の全過程の情報化監督プラットフォームを構築し、ごみの全移動過程の追跡、ごみの質のオンライン識別を実現。蘭州はごみ分別の可聴・可視アラームシステムを導入し、作業員がカメラとスピーカーを使い遠隔で住民にごみ分別を指導できるようにした。


 しかし、一部の住民から、「操作が複雑なシステムもあり、高齢者にとって不便」「運搬時間が遅れるスマートごみ箱もあるなどの意見がある。重慶市委員会党校社会・生態文明教研部の周芳名副主任は、「これらの問題はすべて業界の発展過程で生じる状況で、政府、企業、住民の三方面の協力を加速し、スマートごみシステムの業界発展に関する規則を作成し、住民が使いやすいようにする必要がある」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年5月5日


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