生態環境部はこのほど、国家発展改革委員会や住宅都市農村建設部、水利部などと共同で発表した「2022年地域再生水循環利用試行都市リストの公表に関する通知」で、第1期分として19都市が試行都市に指定されました。
19都市の内訳は天津市浜海新区、山西省の晋城市と運城市、内蒙古自治区の包頭市とオルドス市、浙江省台州市、安徽省宿州市、福建省莆田市、山東省の煙台市と臨沂市、河南省の鄭州市と開封市、湖南省株洲市、四川省内江市、陝西省の延安市と楡林市、甘粛省の張掖市と白銀市、寧夏ホイ族自治区銀川市で、北京・天津・河北省(京津冀)や黄河流域など水不足の地域の都市が多く含まれています。
この地域再生水循環利用システムを整備する取り組みでは、汚水処理施設の処理水の水質浄化と域内におけるリサイクル拡大を目指して水資源や水環境、水生態の総合管理といった難題の解決に力を入れ、水の生態環境のグリーン管理に関する新たな道を模索します。
「中国国際放送局日本語版」2023年5月20日