中国北部に黄砂襲来、今春の黄砂頻発の原因とは

中国網日本語版  |  2023-04-11

中国北部に黄砂襲来、今春の黄砂頻発の原因とは。

タグ:黄砂襲来

発信時間:2023-04-11 13:35:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 気象観測データによると、4月9日、中国は黄砂に見舞われた。中国の華北、東北、黄淮などの地域で10日、黄砂や粒子状物質が舞い、内蒙古自治区中西部では黄砂が発生した。


 市民らは頻発する「黄砂」に注目している。これは正常な気象現象なのか。今春、黄砂が頻発している原因は何か。


 統計によると、中国では1年の7割以上の黄砂が春(3~5月)に発生している。最も頻発する時期は4月で、その次に3月と5月が多い。


 黄砂は主に強風が続く、黄砂の発生源、下層大気が不安定の3つの要因により発生する。


 中国林業科学研究院荒砂漠化研究所の呉波所長の分析によると、中国の黄砂の主な発生地は新疆の南部、甘粛の河西回廊、内蒙古の中西部などの砂漠地域に集中しており、これらの地域の植生回復は砂源区から発生する塵の量の減少、黄砂の危害の軽減にある程度の役割を果たす。しかし、モンゴル南部のゴビ砂漠も中国に影響を与える重要な黄砂の発生地である。2022年のモンゴル南部の植生の成長状況は、近年の平均状況と比べて悪化した。しかも、黄砂発生地の植生カバー率も低かった。


 呉波所長は、「この時期、モンゴル国と中国北部は降水量がやや少なく、初春に気温が大きく上昇したことにより凍土層が溶け、地表の砂が緩くなった。また、春に北部では強風がよく吹き、露出した黄砂源の地表条件と合わさり、黄砂が頻発する」と説明した。


 国家林草局のデータによると、中国にはまだ257万3700平方キロメートルの砂漠化した土地と168万7800平方キロメートルの砂化した土地があり、特に広面積の砂漠とゴビ砂漠は巨大かつ永久的な砂塵源であり、黄砂の防止改善活動は長期的で困難な重要任務となる。


 専門家によると、砂漠化の防止は一気に進むものではなく、今後も植生の修復を強化し、黄砂の発生頻度と黄砂の被害を軽減する必要がある。そのほかに、国際協力を強化し、黄砂被害という世界的な課題を共同で改善していかなければならない。


 呉波所長は、「モンゴルの『10億本の植林』計画の開始後、中国はモンゴルとの砂漠化防止プロジェクトの協力を積極的に支持・展開し、他国の砂塵発生地の植生回復を後押しし、砂嵐の危害を軽減することができる」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月11日

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