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『2007年日本映画祭』上映作品――がんばっていきまっしょい
発信時間: 2008-09-04 | チャイナネット

がんばっていきまっしょい(1998年/120分)

製作:フジテレビジョン、ポニーキャニオン、アルタミラピクチャーズ

配給:東映

スタッフ

監督: 磯村一路

製作: 周防正行、桝井省志 、宅間秋史

アソシエイト・プロデューサー: 関口大輔

原作: 敷村良子

脚色: 磯村一路

音楽: Lee-tzsche with penguins

音楽プロデューサー: 和田維純、岩崎淳

キャスト(役名)

田中麗奈 (篠村悦子)

真野きりな (ダッコ)

清水真実 (ヒメ)

葵若菜 (リー)

久積絵夢 (イモッチ)

松尾政寿 (プー)

本田大輔 (安田俊二)

松尾れい子 (篠村澄子)

有薗芳記 (コロンボ)

城明男 (熊田)

大杉漣 (校長)

桜むつ子 (篠村フキ)

森山良子 (篠村里子)

白竜 (篠村健作)

中嶋朋子 (入江晶子)

ストーリー

1998年、今は廃墟と化した瀬戸内海を臨む浜辺の艇庫。10年前まで、伊予東高校ボート部の部室として使われていたそこに、5人の少女たちの写真が飾られていた─。1976年、春。東校に入学した悦ネエこと篠村悦子は、以前から憧れていたボート部に入部を希望するが、東校には女子ボート部がなかった。そこで強情な性格の彼女は、ないのなら作ればいいと先生に直訴。自ら女子ボート部を創設してしまう。

ナックル・フォアという5人競技が女子の主流であると聞いた悦ネエは、新人戦のある10月までという条件でヒメ、リー、ダッコ、イモッチ を女子ボート部に勧誘。しかし、そのメンバーが問題だった。彼女たち4人は全員運動部未経験者、体力はないしボートにも大して興味がない。練習を始めてみたものの、自分たちでボートが運べないからと男子の応援に頼り、海の上ではお喋りに花を咲かせる。そんな調子で挑んだ新人戦は案の定さんざんの結果だった。みっともない負け方をした上に屈辱的な言葉まで浴びせられ、やっと5人の負けん気が頭をもたげ、翌日から5人は練習を再開した。二度と悔しい思いはしたくない。みんなの気持ちが一つになっていった…。

監督は「目を閉じて抱いて」の磯村一路。第4回坊ちゃん文学賞を受賞した敷村良子の同名小説を、磯村監督自身が脚色。撮影を「ちんなねえ」の長田勇市が担当している。主演は新人・田中麗奈でキネマ旬報日本映画新人女優賞を受賞した。芸術文化振興基金助成作品。キネマ旬報日本映画ベスト・テン第3位。

「チャイナネット」2008年9月4日

 

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