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張芸謀の娘、父の映画制作に参加 鞏俐について語る
発信時間: 2009-09-04 | チャイナネット

「張末(チャン・モー)」の名は最近、ネット上で高クリック率のキーワードとなっている。この名前に心当たりがない人も、「張芸謀の娘」という注があれば思い当たるかもしれない……。

映画界入りは張芸謀の「女承父業」の希望から

1983年3月31日、張末が生まれた時、父・張芸謀は遥か遠く離れた広西チワン族自治区で映画『一個和八個』を撮影していた。張芸謀は娘に2つの意味を込め張末と名付けた。1つは日付に関連して3月31日が月の最終日であることから、「末」の文字を選んだ。もう1つは「末」には深く掘り下げた段階を意味するからだという。

張末は張芸謀とその前妻・肖華の間に生まれたが、7歳の時両親が離婚し、その後母親と暮らした。中学を卒業すると、張芸謀の勧めでニューヨークに留学。長く米国で生活し米国人と結婚した。2008年8月、張芸謀はインタビューの中で、娘が監督養成コースに専攻を変更し、彼自身が「女承父業(娘が父親の事業を受け継ぐこと)」を希望しており、娘に帰国するよう強く勧めていることを明らかにした。

張末はかつてインタビューの中で父の作品について、「『紅高粱(紅いコーリャン)』と『秋菊打官司(秋菊の物語)』は素晴らしく、これらの手法は特によい」と一見識ある様子で語っていた。また、5歳の頃、父がベルリン国際映画祭の金熊賞(最優秀作品賞)を持ち帰った時の印象が強く残っているとも述べている。さらに、父が『有話好好説(キープ・クール)』を撮っていた時、張末は父とともに撮影クルーに同行した。この時の経験がきっかけで彼女は映画について認識するようになり、映画鑑賞と制作の差がいかに大きいかを強く感じたという。

 

「チャイナネット」  2009年9月4日

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