中国日本友好協会の責任者は15日書面談話で、日本の小泉純一郎首相が6回目の靖国神社参拝を行ったことを非難した。
談話の主な内容は次の通り。
日本の小泉首相は国際社会、アジアの隣国、日本国民の反対を顧みず、独断専行で、第二次世界大戦のA級戦犯が祭られている靖国神社を再び参拝した。この行為は、中国やアジアの多くの戦争被害国の国民の感情を著しく傷つけ、中日関係の政治的基礎を破壊するものであり、両国の関係に深刻な損害をもたらすものだ。我々は小泉首相の誤った行為に対して強い憤りを覚え、強く抗議する。
両国関係の発展は、中日両国と人民の根本利益に符合するものだ。我々は日本の各界の有識者とともに努力し、障害を取り除き、中日間で交わされた三つの政治文書のもとで、「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」の精神で、引き続き中日両国人民の友好交流を推し進め、中日関係が正常で安定した発展に立ち戻るよう努める。
「人民網日本語版」2006年8月16日