先般、鉄道部筋によると、今年の1月から10月にかけて、中国の鉄道旅客取扱量は10.25億人にのぼり、昨年同期比8.7%増となり、貨物取扱量は20.24億トンにのぼり、昨年同期より6%増えたことが明らかになった。
今年の春節、夏休み、及び「メーデー」と「建国記念日(国慶節)」の二つのゴールデン・ウィークなど節目の日を見ると、鉄道部は運輸の作業を強化し、合理的な輸送計画を立て、何日も続くピーク時の旅客の流れに上手に対応し、旅客取扱数の記録を何度も更新した。特に10月に、全国の鉄道の毎日の旅客取扱数は338.2万人に達し、昨年同期より12.5%増えるものとなった。同時に、貨物取扱量も持続的な伸びを保っている。
そのほか注目しなければならないのは、10月に新たに開通した列車やチベット行きの列車にも空席があまり、列車でチベットに行く旅客の数は明らかに増加していることである。
さらに10月に、全国では、毎日の貨物を輸送する列車の3カ月連続の11万両超を実現し、これは中国の列車輸送史上の新たな突破でもある。貨物のトータルな積み下ろしレベルを高めると同時に、鉄道部は全国の重点幹線、重点貨物輸送を確保する面でも成果を上げている。この間、石炭、綿花、化学肥料の取扱量も大幅に増え、そのうち、綿花取扱量は昨年同期より103.4%増えることになった。
「チャイナネット」2006年11月7日