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地理的特徴:盆地


河川湖沼水資源

 

 


 

 

タリム盆地

    

新疆ウイグル自治区の南部に位置し、周りは天山、崑崙山などの大山脈に囲まれ、面積は53万平方キロで、中国最大の盆地である。盆地底部の海抜は800~1300メートル、地勢は西が高く東が低く、砂漠が広く分布している。盆地中央にあるタクラマカン砂漠は面積が33万余キロで、中国の面積が最も大きく、最も乾燥した砂漠であり、石油と天然ガスの埋蔵量が最も多い地区の一つでもある。


ジュンガル盆地

    

新疆ウイグル自治区の北部、天山山脈とアルタイ山脈の間に位置し、面積は38万平方キロで、中国第2の大盆地である。盆地の底部は海抜200~1000メートル、地勢は東が高く西が低く、西向きに開かれている。盆地の中部に草原と砂漠が分布しており、石炭と石油が豊富に埋蔵されている。


ツァイダム盆地

    

青海・チベット高原の北東部と青海省の北西部に位置し、周りに崑崙山脈、祁連山脈などが連なっている。面積は22万平方キロ。盆地は北西から南東に向かって傾斜し、底部の海抜は2700~3000メートルである。盆地の周辺から中心部にかけてゴビ、丘陵、平原、湖沼が分布している。

四川盆地

    

四川・重慶地区に位置し、巫山、大巴山などの山脈に囲まれて閉ざされた地形を形づくっている。面積は20万平方キロ、盆地の底部は海抜300~800メートル、北が高く南が低い。盆地の北西部は成都平原で、中央部と東部は丘陵、低山地帯である。盆地内に紫がかった深紅色の岩石が多いことから、「紫色の盆地」と呼ばれている。


トルファン盆地

    

      
    新疆ウイグル自治区の中東部と天山山脈の東端に位置し、面積は5万平方キロ。盆地の最低部にあるアイティン湖の海抜はマイナス155メートルで、中国陸地の最も低いところである。