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天然資源:海洋資源



    

 

 

 

中国には豊富な海洋資源がある。オイル・ガス資源の保有盆地面積は約70万平方キロで、石油資源の推定量は240億トン前後、天然ガス資源の推定量は14兆立方メートルに達する。中国が管轄する海域内に海洋漁場が280万平方キロあり、深さ20メートル以内の浅海には養殖可能な面積が260万ヘクタールあり、そのうちの71万ヘクタールがすでに養殖に用いられている。浅海砂浜の養殖可能な面積は242万ヘクタールで、すでに養殖に使用している面積は55万ヘクタールである。中国はすでに国際海底区域で7万5000平方キロの多金属結核鉱産区を獲得し、多金属結核埋蔵量は5億トン余りに達する。

塩田  中国沿海に製塩場が50余カ所あり、塩田の総面積は33万7000ヘクタールである。中国の未精製塩生産量のうち、70%以上は海塩である。2004年の海塩総生産量は2319余万トンで、世界第1位にランクされている。

海洋漁業 2004年、海洋漁業の総生産額は3795億元に達した。海産物の水揚げ総量は2715万トンに達し、そのうち、海水養殖の水揚げ量は1309万トンで、前年比4.4%伸びた。

海洋オイル・ガス業  2004年、海洋オイル・ガス業の総生産額は595億元に達した。全国の海洋石油生産量は2843万トンに達し、前年比16.6%伸び、海洋天然ガスの生産量は58億立方メートルで、前年比32.5%伸びた。

海洋エネルギー利用  中国の潮汐エネルギーの蓄積量は1億1000万キロワットで、開発、利用できる量は2100万キロワット、毎年580億キロワット時発電することができる。浙江省、福建省の潮位差は大きく、潮汐発電は全国沿海地区の80%を占め、そのうち、浙江省の潮汐エネルギー蓄積量はおよそ1000万キロワットあり、銭塘江河口の満潮と干潮の潮位差は8.9メートルに達し、潮汐発電所を建設する最も理想的な河口である。