宇宙機
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宇宙機
初の飛行日時:1981
初飛行の国:米国
乗組員数:7人前後
特徴:多目的、複数回使用可
運用による種類
1.宇宙機
人工衛星・宇宙探査機などの無人機や宇宙ステーションを含む、宇宙空間における広義の人工構造物は宇宙機 (spacecraft) と総称される。人工物を宇宙空間まで運ぶ機械(ローンチ・ヴィークル)は、宇宙機とは別に考えることが多い。
2.ローンチ・ヴィークル (launch vehicle)
宇宙輸送システムのうち、宇宙機を宇宙空間まで打ち上げる(ローンチ[2]する)装置のこと。2000年代現在はほとんどが使い捨て型ロケット(ELV)である。ローンチ・ヴィークル自体は宇宙機ではないが、最終段は軌道に乗り宇宙機となることが多い。
3.宇宙ステーション
惑星や衛星近傍の軌道上に長期間滞在するための宇宙ステーションは、一般に宇宙船とは区別される。
4.カプセル型宇宙船
使い捨てを前提とする宇宙船。アポロ司令・機械船やソユーズなどに代表される。スペースシャトルの登場でいったんは廃れたものの、コストなどの点から再評価されている。アメリカはシャトルの後継としてカプセル型のオリオンを採用した。
5.宇宙往還機
地上と軌道上とを繰り返し往復する宇宙船、ないしLVやブースターを合わせたシステム全体。システムの全体または一部の再使用を前提としており、宇宙船はふつう翼を備える。再使用型宇宙往還機(RLV)、再使用型宇宙輸送システムなどとも呼ばれる。スペースシャトルが代表的。狭義には、スペースプレーンは含まない[3]。ブースターを用いない単段式宇宙往還機 (SSTO) も研究されているが、技術的な面で課題が大きい。