中国国家国防科技工業局の呉志堅報道官は、月面軟着陸の重大な任務を担う月探査機「嫦娥3号」は、12月上旬に西昌衛星発射センターから打ち上げられる予定だと発表した。
月探査プロジェクト副総指揮者の李本正氏は26日、嫦娥3号任務の初の記者会見で、「中国が宇宙事業を行うのは競争するためではない。各国の協力を歓迎している」と表明した。
また、「宇宙の平和的利用は世界各国の主たる目的であり、私たちも宇宙の開発と利用を通して人類社会の進歩と発展のために資源を切り開きたいと思っている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月29日