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初回は、緋色のご挨拶で
発信時間: 2010-02-02 | チャイナネット


 チャイナネットご覧のみなさま

こんにちは!中川コージです!

今回からこちらのブログを担当させていただくことになりましたのでどうぞよろしくお願いします。

初回ですので、自己紹介とこちらのブログの内容を簡単にご紹介したいと思います。

さて、唐突ではありますが、まずはみなさんにご容赦いただきたいお約束をさせてください。それは、ブログの「味」についてのご容赦をいただくことなのですが、こちらのブログではいつも通りの「私」を表現させていただきたいので、普段の習慣を適用させていただきまして、僭越ながら、そして少し恥ずかしいところもありますが、一人称を「僕」として書かせていただきます。また文章表現についても、固くならないように口語に近く表現させていただきたいと思います。

それでは、冒頭のご挨拶にて、まずはいくつかご勘弁をいただいたところで、それでは、いってみましょう!

僕の基本的な情報については、プロフィールなどを参照いただければと思いますが、簡単に中国とのかかわりを説明いたしますと、中国に滞在してから現在で6年目となりました。長くなってしまいましたねー。いや、とはいっても、こちらのチャイナネットでブログとして執筆されている林国本先生ならびに井出敬二・前在中国日本大使館広報文化センター所長とは比較にならないほど、短期間ということもいえますが、「2000年以降世代」としては、長期滞在組になってきているのではないでしょうか。

僕の専門は、日本での大学時代を通じて経営学が専門です。とはいっても、大学時代には2年生からベンチャー企業を設立し、ビジネスばっかりをやっていた学生でしたから、勉強に熱が入っていたとはいえないですね。そんなこんなで、卒業をむかえると、なんとなくビジネスが面白くそれを続けたいということもあったのですが、中学校の頃からの「志」を棄てきれず、将来を見据えてビジネス以外での見識を高め、見聞を広める方法を見つめ直しました。実は、この志というのは漠然と国をより良くする、すなわち政治に関わることなのですが、またそれについては別に詳しく話しましょう。そんなこんなで、いろいろと計画をすすめ、ビジネスはコンサルティング中心にシフトさせ、実際のビジネスに関わりながら、イギリスに留学し、そしてついに約束の地、中国におりたったのです!(大げさですね)

というわけで、こちらのブログでは、2つの観点から中国についてグリッと描いていきたいと思います。

1つは、僕の専門である経営戦略の観点から、営利企業戦略、地方政府戦略、国家戦略等について、マクロミクロを問わず、中国を分析対象として、専門的な分析視角からきり込んでみたいと思います。(キリコミという言葉に語弊があるかな?悪い意味ではありません。鋭く見ていくという意味で使っています。)

2つめは、中国に関わった「2000年以降世代」日本人としての分析をします。これは、上述したように、僕もふくめ僕らの世代の中国に関わる動機は、僕らの上の世代の諸先輩方とはまったく異なったものであります。数十年前の「日中友好」という言葉が大きくクローズアップされていた時代に動機をもって関わり始めた世代と、「大国中国」に伸るか反るかの足踏みをしている日本(国)をみながら関わり始めた我々の世代では、考え方がまったく異なるでしょう。

よって、伸るか反るかで躊躇している日本社会という外部環境がありながら、主観的決断として「のっかってしまった」僕が、分析視角としての組織戦略という客観性をもって、「チャイナ」を見つめていくというのがこのブログのエッセンスかと思います。

それでは、次回以降、より具体的な話題にふれてきますのでお楽しみに! 中川コージでした!

(中川幸司 アジア経営戦略研究所上席コンサルティング研究員)

 

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「チャイナネット」 2010年2月2日

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