中国人民政治協商会議成立65周年祝賀大会における演説(日本語版)

发布时间: 2014-11-27 | 来源: japanese.china.org.cn

 

◇人民政治協商に関わる仕事にしっかり取り組むには、人民協商会議の性格上の位置づけを堅持しなければならない。人民政治協商会議は統一戦線を成す組織であり、多党合作・政治協商を進めるための機構であり、人民民主主義の重要な実現形態であり、中国の特色ある社会主義制度の鮮明な特徴を示している。人民政治協商会議は憲法・法律と政治協商会議の規約に基づいて自らの性格を的確に位置づけた上で、自らの諸般の仕事と事業の持続的な前進と発展を大いに推進しなければならない。

◇人民政治協商に関わる仕事にしっかり取り組むには、高度の団結と高度の連携を堅持しなければならない。高度の団結と高度の連携は統一戦線の本質的な要請であり、人民政治協商組織の重要な特徴である。人民協商会議は中華人民共和国を愛し、中国共産党の指導を擁護し、社会主義事業を擁護し、中華民族の偉大な復興の実現にともに尽力するという政治的基礎を堅持して、すべての積極的要素を最大限に引き出し、団結できるすべての人々と団結し、偉大な事業の達成のために協力し合う強大な力を結集しなければならない。

◇人民政治協商に関わる仕事にしっかり取り組むには、社会主義民主を堅持し、発揚しなければならない。人民民主主義は社会主義の生命であるが、人民政治協商制度は人民民主主義の重要な形態である。人民政治協商会議は国家統治ガバナンス体系と統治能力の現代化推進という要請に即応し、あくまで改革・革新の精神を貫いて人民政治協商の理論・制度・仕事面の創造・革新を推進し、民主の形態を豊かにし、民主ルートの円滑化を図り、各党派、各団体、各民族、各階層、各界の人々を効果的に動員して国政の協商に当たらせ、幅広く効果的な人民民主主義の実現を促していかなければならない。

同志の皆さん、友人の皆さん

われわれの目標が高ければ高いほど、展望が明るければ明るいほど、われわれの使命はますます重大になり、責任もいっそう重くなる。それだけに、全民族の英知と力を結集し、共通認識を広く集め、絶えず団結を深める必要がある。人民政治協商会議が栄えある伝統を受け継ぎ、職責履行の能力を高め、「二つの百周年の奮闘目標」の達成と中華民族の偉大な復興の夢の実現のために新たな、より大きな貢献をするよう希望する。

第一に、中国の特色ある社会主義制度の優位性と特徴を堅持すること。「履くつにして必ずしも同じくすべからず、期するは足に合う。治おさむるにして必ずしも同じくすべからず、期するは民に利する」。中国の特色ある社会主義制度の生命力は、この制度が中国社会の土壌で育まれてきたことにある。人民政治協商会議は中国の国情に適い、鮮明な中国の特色をもつ制度設計である。

人民政治協商会議はあくまで中国の特色ある社会主義の堅持・発展を、共通の思想的・政治的基盤を強化するための主軸に据えなければならない。また、中国共産党の指導・人民主体・法に基づく国家統治という三者の有機的な統一を堅持し、中国共産党の定めた政策と活動計画を人民政治協商の中に貫徹させ、人民政治協商会議の性格、位置づけ、職責、役割を的確にとらえ、いかなる時も揺るぐことなく中国の特色ある社会主義の政治発展の道を歩まなければならない。

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