国際漫画賞を受賞した中国人、日本漫画との縁

国際漫画賞を受賞した中国人、日本漫画との縁。 4月29日に北京を訪問した麻生太郎首相は、日本の外務省が主催する国際漫画賞で優秀賞を受賞した尹川さんと懇談した。中国大陸部の新世代の漫画家として期待されている尹川さんに、「チャイナネット」が話を聞いた…

タグ: 中国人 日本漫画 ,尹川,第2回国際漫画賞

発信時間: 2009-05-27 17:04:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

――麻生首相との会見の感想は?

麻生首相に贈呈した漫画

麻生首相からもらった書の作品

ちょっと緊張しました。麻生首相から、私の漫画はよく売れているのかと聞かれましたが、受賞作の「逝」もまだ国内ではなかなか出版できない状態ですから、まだ出版されていないと答えました。もっといい作品を描くようにがんばってくださいと励まされ、麻生首相には自分の描いた漫画「楊貴妃」を贈りました。

――中国漫画と日本漫画との違いについて。中国の漫画が有利な点は?

中国の漫画家は日本の漫画家に比べて、ストーリーを作るのが下手なように感じます。それにオリジナルなものが少なく、まだ模倣の段階で、キャラクターは個性に欠けていて、例えば「漫友」など国内で出されているアニメ雑誌を見れば、その中のキャラクターのほとんどは日本の漫画からとったものだということが分かります。

中国の漫画家は絵を描くのが得意だということを、日本の大学との交流で知りました。また中国の古典文化には価値のあるものが多いので、それは中国にとって有利な部分ではないでしょうか。

(写真は尹川さん提供)

「チャイナネット」 2009年5月27日

     1   2   3  


「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。

一覧同コラムの最新記事