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第二回大中物産杯日本語弁論大会、北京で開催
発信時間: 2008-04-14 | チャイナネット

中国伝媒大学の丁俊傑副学長はその挨拶で、「この桜満開の季節に昨年に続き大中物産杯日本語弁論大会が中国伝媒大学で開催され、とてもうれしく思う。今、日本語弁論大会は単に日本語学習者が語学の力を試す機会であるだけでなく、中日両国間の文化交流を促進する場所にもなっている」と述べた。  

また、大中物産の川窪博史社長は「世界経済を牽引する中国の発展は目覚しいものがある。将来の中国を背負ってたつ若くて優秀な学生に、一人でも多く日本の文化を理解してもらい、両国間の友好関係を一層促進していきたい。今大会が日本と中国の心と文化の架け橋の一つとなるように願っている。中国とのビジネスや両国の文化交流にも貢献しようという今大会の主旨に基づき、皆さんの支援の下で、今大会が大変成功したことを嬉しく思う。一回目は北京市だけだったが、今回は天津市にも参加を呼びかけた。これからももっと多くの中国の若者に日本語や日本文化を知ってもらえるようにがんばっていきたい」と語った。

 

取材を受けている西園寺先生

審査員を勤めていた西園寺一晃さんは今大会について「平和友好条約締結30周年、青少年交流年そして、胡錦涛国家主席が日本を訪問するというすばらしい年に、このようなイベントを行うのはとても有意義だと思う。特に日中関係の将来にとっては、若い世代が交流してお互い理解を深めることがもっとも大事だと思う」と述べた。

今大会の連絡事務などを担当していた伝媒大学の馬瀟瀟さんは「大会が無事に終わって、ほっとした。日本側からも、中国側からも、ご協力をいただき、大会の成功に繋げることができた。私が所属する広告学部のスタッフの多くは日本語が全く分からないものの、今回の大会の準備で日本側と直接接する事ができて、日本のイメージが変わったと言っている。これもある意味では『素顔の日本を感じてもらう』という今大会の主旨の表れだと思う」と語った。

大会に先立ち、清華大学で日本語教員を務める笈川さんは「清華大学がこの弁論大会に参加するのは今回が二回目である。一回目は一名だけだったが、今回は二名の学生が参加した。今大会は大変レベルの高い有意義な大会なので、清華大学は120%の力を入れて準備をしてきた。今日はいい成績を取れるようにがんばりたい」との意気込みを話していた。

優勝した徐バイさん

講演している姚佳意さん  

弁論大会で優勝した徐バイさんは「練習の時はうまくしゃべれたのに、本番でちょっと失敗した。3位以内に入れたらいいと思っていたのに、優勝できて、とても嬉しい。やっぱり、普段の練習の積み重ねが実ったとおもう。日本語の勉強を通じて、日本のことが大好きになった私にとって、日本へ行くチャンスがもらえたことは最高の賞品だ」と感想を話した。

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