北京の在中国日本大使館は19日、中日青少年友好交流年を記念したイベントを開催した。中国で仕事や勉強をする日本人や日本への留学経験を持つ中国人、両国の各界の友好的な人々など約800人が出席した。

  日本大使館の宮本雄二大使はあいさつで、「本年は、日中青少年友好交流年、オリンピックの年であると同時に、日中平和友好条約締結30周年の記念の年です。昨年4月の温家宝総理の訪日に続き、昨年末の福田総理の訪中は、各方面で歓迎され、多くの成果をあげました」とし、「現在、日中両国は戦略的互恵関係の構築に共に努力しています。まもなく胡錦濤主席が訪日されますが、この成功に向けて我々日中政府は全面で取り組んでいるところです」と述べた。またイベントについては、「日本を満喫し、日本を語り、またお互いの友情を深めてもらう素敵な会になれば」との希望を述べた。

  イベントでは、日本語の歌、和服展示、両国の若者によるストリートダンス、中国民族音楽の演奏、ロックの演奏などさまざまな活動が行われた。参加者らは、音楽と春の景色を楽しみながら、さまざまな話題をめぐって交流を深めた。

  「人民網日本語版」2008年4月20日