日本の福田康夫首相は28日夜、与党自民党が東京のホテルニューオータニで開いた「四川大地震復興激励レセプション」に出席し、震災復興経験を中国と分かち合い、中国を支援していく意向を表明した。新華社が伝えた。
福田首相は「日本は地震多発国で、中国も自然災害の多発国。困難に遭った時、両国は互いに学び、助け合うべきだ」と述べた。福田首相はまた、間もなく開幕する北京五輪の成功を祈った。
四川大地震後の復興事業で要員の育成を担当する住宅・都市農村建設部の仇保興副部長は、日本政府と日本国民からの支援に謝意を表明。「復興要員は日本滞在で、日本の豊富な震災復興経験だけでなく、省エネや環境保護のノウハウも学び、復興の過程で科学的発展観を実行に移し、環境にやさしい新しいタイプの都市と農村を建設していく」と述べた。
このほかレセプションには、森喜朗元首相、自民党の伊吹文明幹事長、二階俊博総務会長、谷垣禎一政調会長、公明党の太田昭宏代表、泉信也内閣国家公安委員会委員長兼防災大臣、および日本で研修を積むすべての復興要員が出席した。
復興要員は中日両国の合意に基づき、中共中央組織部が派遣。四川省、甘粛省、陝西省などの被災地、および住宅・都市農村建設部、国家発展改革委員会、国家外国専門家局など関係部門から選ばれ、27日に東京入りした。
「人民網日本語版」2008年7月29日 |