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広州モーターショーにみる日系企業の動き
発信時間: 2008-11-27 | チャイナネット

今年最後の大型自動車展示会となる広州モーターショーの盛り上がらなさが、はからずも自動車メーカーの現状や戦略調整の様子を浮き彫りにしている。出品車種は多いものの、存在感のある新車は数えるほどしかない。新車の発売の遅れ、省エネコンセプトの強化、慎重な次年度計画などが、低迷する市場におけるメーカー側の微妙な心理的変化を反映している。新技術の研究開発やコスト抑制に秀でた日本メーカーは、他のブランドに比べて、より着実な計画を立て、一層慎重な構えをみせる。来年の市場動向の不確実さを予想して、多くの企業は「冬眠」状態に入っており、この難関を乗り越えるのは誰か、発展の可能性をつかまえるのは誰かが注目される。

状況の変化に敏感な日本企業は、市場の変化をまっさきに嗅ぎつけた。他企業が依然として市場に信頼感を抱き、大々的にキャンペーンを繰り広げる中で、日系メーカーは市場の低迷期をいかに安全に乗り切るかを模索し始めた。

日系ブランドは今回のモーターショーの主役ではあるが、日系メーカーは今後の市場の低迷に備えて、十分な心構えをし、警戒を怠っていない。モーターショーで発表した中国産車種は多くなく、広州ホンダの「CITY鋒範」、マツダの「睿翼」、三菱の「君閣」などが中心だ。輸入高級車は「インフィニティFX50」(中国名:英菲尼迪FX50)、「2009年型アキュラTL」(謳歌09款TL)など少数にとどまった。前2回のモーターショーに比べ、今回は日系企業の消極性が目立つ。

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