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広州モーターショー:大手自動車メーカーが中国市場を依然楽観視
発信時間: 2008-11-20 | チャイナネット

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 写真集:第6回中国(広州)国際モーターショーが開幕

 

広州国際モーターショーが広東省広州市で19日に開催された。今回のショーでは、世界の大手自動車メーカーが先を争って参加し、新しい車種や新技術の発表を行った。

米国発の金融危機の影響で、欧米や日本などでは販売台数が急激に減少し、中国やブラジル、ロシアなど新たな自動車市場も低迷している。中国での販売台数の伸びも鈍化しているが、1月から10月までは昨年より11%増加し、2008年の年間成長率は8%に達する見込みだ。国際自動車市場から見ればこの数字は決して悪くない。

自動車産業はグローバル化が進んでいる業種で、ゼネラルモータース、フォード、トヨタ、フォルクスワーゲン、ホンダなど、大手自動車メーカーは中国で合弁企業を設立し生産している。欧米や日本市場での業績が大幅に低下し、マイナス成長に陥っている中で、これらのメーカーの中国市場での業績は、程度の差こそあれ伸びており、特にトヨタやフォルクスワーゲン、マツダは、中国自動車市場の平均成長率を上回っている。

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