これら3枚の写真そのものは、いずれも歴史の事実に符合するものだ。また、新館にこれら3枚の写真を陳列したことはそもそもなく、オープンから1年経っても1枚の写真も入れ替えておらず、日本外務省からの通知を理由に写真を撤去したような事実は全くない。新館に陳列している3500枚の写真は中国社会科学院、江蘇省社会科学院、北京大学、南京大学、南京師範大学などの学術機関の数十人の専門家が繰り返し論証し、日本側の専門家にも1枚1枚考証してもらったもので、どの写真も歴史の事実に符合する。
記念館は開館後の20数年間で、館内外の専門家による南京大虐殺に関する歴史研究の不断の進展に基づき、展示内容を何度も調整してきたが、これは正常なことだ。記念館は近年来、すでに1万2000点以上の文物・写真・絵を収集しており、展示には非常に豊富な選択肢がある。
新館のオープン前後には、史実を故意に歪曲し、南京大虐殺の歴史に関する事実でない報道を行った日本メディアが多くあった。現在、産経新聞はまたこのように事実を捏造しているが、実は彼らの目的はただ1つだ。すなわち、歴史の一部を否定する方法によって、南京大虐殺全体の歴史を否定する目的を果たすこと、さらに「記念館の展示内容は事実でない」とのデマを日本国内に悪意をもって撒き散らすことで、日本国民、特に青少年が南京に来て歴史の真相を理解するのを阻止することだ。
「人民網日本語版」2008年12月23日
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