東芝のカラーテレビ(型番「46XF300C」)のスクリーン上にタテの線が浮かぶという製品の品質問題に対し、大連東芝テレビ有限公司は4日、現在その原因を徹底して調べており、どの箇所に欠陥があるのか未だ定かではないため、今のところリコールの計画はないと発表した。これについて家電に詳しい専門家の劉歩?氏は、もしこの型番のすべての製品に品質上の大きな問題があるとすれば、メーカーはリコールを考えるべきだと指摘する。「京華時報」が伝えた。
昨年12月から多くの消費者が東芝のカラーテレビ(型番「46XF300C」)のスクリーンにタテの線が一本または多数出てくるというクレームを訴え、メーカーを通じてスクリーンを交換するなど修理をしたが、それでも問題は解決しなかった。このため消費者はインターネット上で東芝に謝罪と直ちに「問題のカラーテレビ」をリコールするよう要求した。
大連東芝テレビ有限公司営業本部の担当者は、現在故障の見られるカラーテレビに対しモジュールを交換しているが、原料数と工程速度の制約があり、すべてを解決するに至っていないとし、「問題のカラーテレビ」の数量については明かさず、故障率は確かに正常の範囲を上回っているとだけ表明した。
「人民網日本語版」2009年2月5日
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