3月31日午前に上海虹橋空港から東京羽田空港に向かう中国東方航空のフライトMU537で、搭乗していた日本人夫婦が離陸前に突然に喧嘩を始め、MU537は1時間遅れで出発した。
もともと午前8時30分に離陸するはずだったMU537。しかし約1時間たっても離陸しなかったため、虹橋出入国審査所は航空会社に詳しい情況を尋ねた。
東方航空会社のスタッフは、「当時、乗客全員が搭乗し航空機が間もなく離陸しようとしていた時、日本人夫婦が突然、大きな声を出して殴りあい、女性が硬い物で夫の頬を突いたことから血が出て止まらなくなった。客室が騒然としていた時、機長がどのように2人の座席を分け、殴りあわないことを保証できるかと夫婦に聞いて仲裁したが、妻ができないと言ったため、夫を引き離して身を守るよう求めた。機長は引き続き夫婦が騒ぎを起こし、航空機の飛行や乗客の安全を心配して、規定に基づいて2人を引き離してすぐに通報した」と説明する。
その後、虹橋空港派出所の警察や東方航空会社のスタッフは、夫を輸出入国審査所のホールに連れて行き、出国を取り消す手続きを行ったが、安全である保障はないと言った妻は、出国手続きを取り消すことを断固として断り、息子を連れてMU537で先に帰国した。
「チャイナネット」2009年4月9日 |