新型インフルエンザ（H1N1）の感染拡大を防ぐため、ASEAN(東南アジア諸国連合)と中国、日本、韓国の衛生相特別会議が7日、タイのバンコクで開かれた。世界銀行やFAO・国連食糧農業機関など多くの国際組織の代表も会議に参加した。

2日間にわたって開かれる今回の会議は、新型インフルエンザ（H1N1）の域内での感染拡大を抑制することをテーマとしている。3カ国の衛生省の高官はこの日、アジア諸国で広がる感染状況について評価した。現在、ASEANの10カ国では、症例が確認されておらず、中国の香港と韓国では4人の患者が見つかった。

｢中国国際放送局　日本語部｣より2009年5月7日