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鳩山政権は泥沼を収拾できるか
発信時間: 2009-09-07 | チャイナネット

■小泉時代の誤りを正す

選挙期間中、鳩山氏とそのライバル・麻生太郎氏は声を揃えて、小泉純一郎元首相の改革がもたらした負の影響を批判した。鳩山氏は、小泉時代に自民党が米国式の自由主義改革を全面的に推し進めたことで、貧富の格差の拡大、貧困層の割合の増加がもたらされ、日本経済は第2次大戦後最も深刻な衰退に陥り、多くの人々が職を失ったと訴えた。鳩山氏は、小泉時代の過ちを正すには、「友愛」哲学の採用が必須だと考えている。

こうした「友愛」哲学に導かれ、民主党は経済衰退を脱するためのもう1つの処方箋を打ち出した。まず国民を富ませ、資産を再分配し、庶民に実益をもたらすことで、内需を刺激・拡大し、外需主導型から内需主導型への日本経済の転換を促すことだ。一方自民党は、まず経済成長を実現することで、国民を富ませることを主張していた。

 

■公約達成は未知数

選挙期間中の演説で、鳩山氏は「政権公約とは何か。それは国民に対する政党の約束だ。約束したからには履行しなければならない。民主党は国民との約束を果たす。4年前、小泉元首相も経済回復と雇用拡大を約束したが、みなさん、考えてみてほしい。彼はいったい約束をどれだけ果たしたか」と有権者に訴えた。

確かに、小泉元首相の多くの約束は果たされなかった。だが、鳩山氏も自らの約束をどれだけ果たすことができるのだろうか。

「人民網日本語版」2009年9月7日

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